理由① 筋肉量を維持・増加することで代謝を促進する
筋肉量が増えることで基礎代謝量が上がり、体内の脂肪燃焼が促進されます。また、筋肉量が維持されることで、老化による筋肉量の減少を防ぐことができます。
アスリートではない一般の人の場合、成人になると筋肉量はピークに達し、その後加齢とともに徐々に減少していきます。ウォーキングなどの有酸素運動は残念ながら大幅な筋肉量の増加が期待できるような運動ではありません。
歳をとってもなるべく代謝を下げたくない!という方は(ほとんどの方がそうだとは思いますが)是非今日から筋力トレーニングを行うことをお勧めします。
理由② 筋力トレーニングによって骨密度を増やすことができる
年齢とともに骨密度が低下し、骨折のリスクが高くな理やすいと言われています。
筋力トレーニングを行うことで、骨に刺激を与え、骨密度を増やすことにつながります。実際に筋トレを行うことによって全身の骨密度、腰椎骨密度、大腿骨頸部骨密度において優位な増加効果があると示した研究もあります。(kemmler et al.,2016)
街中ではよく骨を丈夫にするためのサプリメントの広告などを目にしますが、栄養面の意識だけでなく筋トレも同時に行うことでより骨密度の低下につながることでしょう。
理由③ 筋力トレーニングによって姿勢を改善することができる
日常の動作の癖によってのみ姿勢が崩れたりするだけではなく、筋肉量の減少も姿勢不良に繋がります。
筋力トレーニングを行うことで、筋肉のバランスが整い、姿勢が改善されます。また、良い姿勢を保つことで、代謝が上がったり、体の疲れやストレスを軽減できたりと様々な健康効果に繋がっていきます。
理由④ 糖代謝の低下を防ぐ
筋力トレーニングは若々しさと直結する糖代謝の機能を高めるために有効です。
糖代謝とは呼んで字のごとく、糖質を体内でスムーズにエネルギーに変換してあげる能力のことです。
様々な原因の中でも、加齢に伴う筋肉の減少は特に糖代謝能力が低下する原因になります。
↓糖代謝が低下することによるデメリット↓
糖代謝がうまくできなくなると動脈硬化や糖尿病になりやすくなります。
また、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクも上昇します。
それだけでなく、肌のコラーゲンなどが糖化してしまうことで肌のくすみやたるみ、シワなどにつながることも。
健康面だけでなく、美容面においてもアンチエイジングのためには糖代謝の低下を防ぐことが大切と言えるでしょう。
まとめ
以上のように、筋トレは代謝の促進、骨密度の増加、姿勢の改善、糖代謝の向上など、様々な健康効果があります。これらの効果により、アンチエイジングに効果的であるとされています。
決していきなり無理をする必要はありません。筋力トレーニングは何よりも継続することで効果を得やすくなります。
いつまでも若々しく、綺麗な状態でいるためにも是非今日から少しでも筋力トレーニングを始めてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。