サラダチキンをダイエットにおすすめしない理由【塩分・添加物の影響】

サラダチキンをダイエットにおすすめしない理由

塩分が多い

１つ目の理由の塩分の多さです。

だいたいどのサラダチキンも約2gの塩分が含まれています。

厚生労働省が推奨している1日の塩分の摂取量は女性で6.5g、男性で7.5gです。

そう聞くと、2gという数値は一つの食材から摂る量としては多く感じませんか？

特に高血圧の方はこの数値にこだわりすぎず、できるだけ減塩した方が良いとされています。

なおさら注意したいところです。

健康面は心配だけど、ダイエットにはそこまで影響なさそう？

実はそうとも言えないんですよ。

塩分の摂取が多くなるとDITが下がるという研究報告があります。

DIT（食事誘発性熱産生）とは
食事をした後、安静にしていても代謝量が増大すること。

つまり食事で消費されるエネルギーのことです。

このDITは私たちが1日の消費するエネルギーーのうち10%を占めているといわれています。

そういった理由から、DITの低下＝ダイエットに悪影響と言えるでしょう。

食品添加物

２つ目の理由は食品添加物の影響です。

例えば、サラダチキンに含まれるph調整剤には腸内細菌が死んでしまうなどの害が懸念されています。

更にph調整剤と言ってもコハク酸・酒石酸・リン酸・クエン酸・など様々な種類があり、これらは一括表示が認められています。

そのため量がどれくらい含まれているのかがわからないというのも一つ不安な点です。

もちろんこの現代社会において、すべての食品添加物を排除することはまず不可能ですし、神経質になりすぎると逆に気が滅入ってしまうかもしれません。

とはいえ、微量でも健康にリスクがあるものを習慣的に摂り続けることはおすすめできません。

そして腸内環境の悪化はまちがいなくダイエットにも悪影響なので、できるだけ添加物の多い食品を減らすことを推奨します。

サラダチキンを食べる際に意識したいこと