2023/03/28
「縄跳びってダイエットにいいらしいよ」
とテレビなんかで聞いた事がありませんか?
“縄跳び ダイエット”で調べると
「ランニングよりもダイエット効果がある!」
と出てくるので、「なんか良さそう!」と思いますよね。
確かに縄跳びは子供の時にもした事があって、馴染みがあるし
すぐに手に入るので、気軽に始められます。
でも本当にランニングよりも
ダイエット効果があるのでしょうか?
実はこれには少し誤解があって
縄跳びの運動強度はランニングよりも高いんですが、
その分、長い時間続けられないので
ランニングよりもダイエット効果があるとは限りません。
今回はそんな縄跳びのダイエットの効果について詳しく解説します!
運動強度はメッツで決まる
運動強度の指標としてメッツ(METs)という単位があるのを知っていますか?
これはあまり聞き慣れない言葉だと思います。
このメッツは静かに座っている時を1とした場合、
それと比べて何倍のエネルギーを消費するかを表す単位です。
例えば、“普通に歩く”は3メッツなので
座っている時よりも3倍のエネルギーを消費することになります。
これはサッカーや縄跳び、水泳などのスポーツから
自転車や速足などの日常の動きまで
細かく決められているんです。
なので、自分がやりたい運動のメッツを見れば
どれくらいの強度かが一目で分かります。
メッツが高いほど消費カロリーは高いが。。。
という事は、メッツが高い運動をすれば
それだけエネルギーを消費するので
ダイエットにはより高いメッツの運動をする方が良さそうです。
ここで縄跳びのメッツがどれくらいか見てみましょう。
縄跳びは3種類に分かれていて
・ゆっくりの縄跳びで8.8メッツ
・ほどほどのペースで11.8メッツ
・早いペースで12.3メッツ
となっています。
他のスポーツと比べてみると
・サッカーの試合→10メッツ
・速いクロール→9.8メッツ
・ジョギング→7.0メッツ
他のスポーツと比べても、同等かそれ以上の強度があります!
縄跳びは意外と強度が高いんですね。
これを見ると
「じゃあ、ダイエットには縄跳びをするのが一番効率がいいんだ」
と思ったかもしれませんが
実は1つだけ気を付けないといけないポイントがあります。
結局は長い期間続けられる運動をするべき
メッツをみると運動強度が分かりますが
あなたが運動する時にはもう1つ考えないといけないものがあります。
それは1回でどれくらい行うかの時間です。
メッツはあくまで強度しか分からないので
すべて同じ時間で考えられています。
でも運動によって行う時間は違いますよね。
なので、もっと具体的に運動強度を決めるには
メッツに時間をかけた“エクササイズ”という単位を考えるべきです。
例えば、
ほどほどの縄跳びを15分すると
11.8メッツ×0.25時間=2.95エクササイズとなります。
ジョギングを30分行うと
7メッツ×0.5=3.5エクササイズなので
縄跳びを15分するよりも
ジョギングを30分行う方がよりエネルギーが必要だと分かります。
という事はメッツが高い運動でも
時間が短いと、ダイエット効果が薄いんです。
運動強度が高いと、それだけ続けるのがしんどくて
長い時間することができません。
仮に無理して、長い時間をしても
かなりしんどいので長続きしないんです。
ダイエットでは短期間だけの運動をしても
あまり意味がありません。
縄跳びの消費エネルギーが高いからと言って
続かなければ意味がないので
それだけに囚われないようにしましょう!
ウォーキングでも水泳でもいいので
自分が長く続けられる運動を見つけることが
ダイエット効果を最大限にすることができます。
ダイエットのために縄跳びを買おうか迷っているあなたは
一度、本当に続きそうか考えてみてください!
まとめ
縄跳びダイエットをしようと考えているあなた。
縄跳びは運動強度が高いので
エネルギーを多く消費することはできます。
しかし、ダイエットは一回の運動だけでは効果はありません。
続けるからこそ、効果が出るので
運動強度が高くても、時間が短くなったり
短期間でやめてしまっては効果が薄くなります。
周りの意見に囚われずに、ダイエットのために
何が長く続くのかを考えて運動をしましょう!
ダイエットのご相談はお気軽に!
ぜひ当ジムへお問い合わせください✨
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パーソナルトレーニングジムPearl Fitness大宮店
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