お腹周りが気になる女性が見直すべきは運動ではなく食事です

女性のお客様で

「手足は細いのに、お腹周りだけがポッコリしているのが気になる」

というお話をたまに聞くことがあります。

腹筋運動をしているけど、あまり変わらず
どんな運動をしたらいいいか悩んでいませんか？

実はその気になるお腹周りの脂肪は
運動をいくらしても痩せません。

なぜなら、お腹周りの脂肪は
皮下脂肪の他に内臓脂肪もあって

その内臓脂肪は食事の影響が大きいからです。

主に内臓脂肪が増える原因は
甘いものとお酒です！

この２つを摂りすぎていては
いくら運動をしてもお腹周りの脂肪は減りません！

基本的に皮下脂肪というのは、特定の部位だけ増えるものではなく
全体的に増えていきます。

なので、お腹周りだけに過剰に皮下脂肪が増えるという事もありません。

では、なぜお腹周りだけがポッコリするのでしょうか？

それは内臓脂肪があるからです。

内臓脂肪とは、肝臓や腸の周りにある脂肪で、
増えてくると内側からお腹が膨らむようになるので
ポッコリとしてしまいます。

内臓脂肪と聞くと、男性のイメージがありますが
女性でも当然増えます。

そうなると、手足は細いのに
お腹周りだけに脂肪が付いたようになるんです。

この内臓脂肪が増える原因は2つあって

それが“甘いもの”と“お酒”です。

まずは甘いものですが、これには必ず砂糖が入っています。

この砂糖に含まれる果糖が内臓脂肪を増やすんです！

糖には、主にエネルギーとして使われるブドウ糖と
あまりエネルギーでは使われない果糖があります。

ブドウ糖はお米や小麦粉、イモ類に含まれていて
果糖は果物に多く入っています。

砂糖は10ｇならブドウ糖5ｇ、果糖5ｇというように
このブドウ糖と果糖が半分ずつで出来ています。

糖の種類と内臓脂肪を調べた研究では
ブドウ糖に比べると、果糖は約３倍も内臓脂肪になりやすいと言われています。
ちなみに皮下脂肪は2つに差はありませんでした。

なので、日ごろからジュースや甘いものを好んで食べていると
内臓脂肪が増えやすいんです。

次にお酒ですが、これは少量でも体に入れば
内臓脂肪が増えやすくなります。

なぜなら、お酒（アルコール）は体には有害なので
すぐに体から排出しようと肝臓で分解されるからです。

肝臓はこのアルコールの分解に全力を注ぐので
体脂肪（皮下脂肪＋内臓脂肪）を分解するという働きをストップします。

なので、体脂肪は減らないのに
お酒と一緒に食べたものは体脂肪になりやすいので
内臓脂肪も増えてしまうんです。

という事は、女性が好みやすい甘いお酒というのが
１番内臓脂肪を増やすという事です。

もし、食生活で甘いものやお酒を多く摂っているあなたは
それを控えましょう！

それだけで、内臓脂肪が少なくなり
お腹周りもスッキリします。

お腹周りのポッコリが気になるあなたは
運動ではなく、食事の見直しが必要です。

なぜなら、
お腹周りだけポッコリする原因は
内臓脂肪が増えているからです。

そこで控えたほうがいい食事は
甘いものとお酒です。

これらの量や摂る頻度を減らすことで
内臓脂肪が減っていき、お腹周りもスッキリします。

ぜひ明日からの参考にしてください！